岡山県出身のお笑いコンビ、千鳥のツッコミ担当であるノブ。相方である大悟とは高校の同級生で、長年の付き合いから生まれる岡山弁を時折交えた息の合ったトークが特徴だ。ふたりのトークは、岡山弁のイントネーションが全国で知られるようになったきっかけのひとつとなっているのではないだろうか。
スーパーコピー時計千鳥が結成された経緯は、先に大阪でピン芸人をしていた大悟にノブが会いに行ったことがきっかけである。その時に「大阪ではナンパいうのをするんじゃ」と言う大悟に誘われて、ナンパした女性たちと朝までカラオケを楽しんだ。このことがノブにとっては「人生ってこんなに楽しいんか」という衝撃を与え、それは次第に大阪への強い憧れになったというエピソードがある。つまり、あの時ナンパに成功していなければノブが大阪に移住することもなかったため、「大悟のナンパが成功していなかったら芸人をやっていなかったと思う。ホンマにあの時のお姉さん、ありがとうございます」と後に語っている。
プライベートでは高校時代から付き合っていた彼女と結婚する一途な面があり(先述のナンパが楽しかったから大阪に来たというエピソードは大悟にネタにされイジられている)、愛される人柄で交友関係は多岐にわたる。特に仲が良いのは俳優の佐藤健で、一緒にUSJへ行ったり食事に行ったりと、プライベートでも遊ぶほどである。
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モノ選びに関しては「コレ!」と思ったものに出費を惜しまないタイプのようだ。NHK連続ドラマ小説「なつぞら」の打ち上げにはアルマーニのタキシードを仕立てて着用したという。過去にアルマーニでタキシードを仕立てた芸能人はノブと、まさかのトム・クルーズのみだというから驚きだ。ただ、これはノブなりのネタだったようだ。元々連続ドラマ小説「なつぞら」ではセリフも出番も少なかった。そのため打ち上げに参加すること自体も迷っていたが、「来てくださいよ」と誘われた際に、「いちばんセリフも少ないくせにアルマーニのスーツで行こうかな」とあらかじめ振っていた。このことをネタとして実行したにもかかわらず、アルマーニのくだりを誰も覚えてはおらず「ネタとしてはすべってしまった」というエピソードも明かしている。